ひとつのファイルとなった、音声データを Mac 標準装備の GarageBand で手動で分割する方法は以前記事にしたのですが
自動でやってくれるものないかなぁー と探していたら・・先人の皆さんが昔からよく使っているソフトウエア Audacity オーダシティ Windows Mac Linuxで動作します
あー このアイコン知ってる 入れたこともあるなぁー これ昔からあって 調べたら2000年に初リリースされていました 高機能なんだけれど、どうも良く分からなくて ディスクの肥やしになっていたなぁー (^^ゞ
最新は 現時点で Ver.3.1.2で 大幅にアップされていますが、目的の無音検知がメニューに残っている Ver. 2.4.2という古いバージョンをダウンロードしてきました Ver.3.X.Xでもできるようですが、よく分からなかったで、古いのを使い始めました (^^ゞ
Audacity Ver. 2.4.2や 古いバージョンは 公式サイトによれば FossHubでダウンロードできるよ と書いてありましたので、そこで 探してダウンロードしました
インストールは例によって簡単 立ち上げて、1ファイルになっている 音声mp3ファイルを読み込んでみました AC3などの高音質ファイルは FFmpeg をインストールすれば 利用可能です Macでの FFmpeg のセットは モフPさんのサイトが参考になります (^^)
【Mac】AudacityにFFmpegプラグインを追加する方法
読み込んだら 処理対象を指定する ということで 全てを選択します
背景色が変わり 全選択されました
Command + A Mac
CTRL + A Windows
メニューバーの <解析> を押してプルダウンから <無音の検出> を選択
無音部分 としてラベルを付けてくれるのですが、オプションが3つで調整可能です
上から
1.無音部分 ですよ と判断してもらう 音の音量レベル
私は -60dBとかなり小さな音としています 次が
2.その無音とした状態がどれくらいの時間続いたら 無音部分とするかの設定
ここは、そのファイルによりますが 1.25秒としていることが多いのですが、1秒以下の無音で分割したい場合には この数値を 0.8秒とか 小さくして調整することになります
3.区切り部分の頭の無音部分をどれくらいにするかで、ここはデフォルトのままにしています
で、OKボタンを押します ポチ
1時間位の長さのデータでも、0.5秒位で完了します
ステレオの2つのトラックの下に ラベルトラックが追加されました デフォルトでは Sという名前が付けられています Audacityが面白いのは 音声を実際にはカット 分割しない というスタイル 実に合理的 最初どうも分からなかったけれど。。。(^^ゞ
余分なSラベルを右クリックして消去したり マウスで波形をドラッグして <編集> – <ラベル> でラベルを新たに追加したりできます
そして 仕上げとして 必要なら 音量を問題のない範囲で 増幅する処置をしています これもなかなかグッド
例によって 全選択した状態で メニューバーの <エフェクト>を選んでプルダウンから <増幅>を選択します
すると 選択範囲を解析してくれて 最適な増幅率が表示されます これでよければ そのままOKボタン
1時間程度のデータだと わたしのマシンの場合 10秒ほどで完了し、波形が目一杯になりました (^^)
で、確認して これで良ければ メニューバーの <ファイル> – <書き出し> – <複数ファイルの書き出し>を選択すると・・・
左下の ファイル分割基準 をラベル を選択します あとはデフォルトで良いかと思います
そうすると 先頭のラベル部分から ひとつづつ こんなダイアログが出てきますの、必要事項を記述すると メタデータとして書き込まれます
ラベリングした部分ごとに 書き出しが始まります
ファイル名は S.mp3 , S-2.mp3 , S-3.mp3 てな感じですが
メタデータに書き込まれているので iTunesというか Macの ミュージック などに読み込ませれば ちゃんと 付けた曲名とかが付きます
そんな感じ (^^)
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