今回のイタリア旅行では沢山の『素晴らしい!』がありましたが
その中でも Top3に入るのが このカーテンにあるマーク
世界でも 最も古い薬局
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 Farmaceutica di Santa Maria Novellaです
この一面の壁画
これが『薬局』という言葉は不適切 と思うほどの
格式と文化と歴史の厚みを感じさせます
サンタ・マリア・ノヴェッラ大聖堂の目の前の
ホテルに夜にチェックインしたのですが
カミサンは諦めていたのです 顔には行ってみたい!
オーラにあふれていたので 私は全くそれがどんなものなのか
知りませんでしたが ガイドブックには19:30の閉店に間に合わない
でも、だめでもともと! 行ってみよう! とカミサンを引っ張って
走って行きました
何しろ 私はなにも知らないものだから・・・
すごい歴史的な薬局 と言っても まさか
この格式あるホテルのような入り口が まさにそれだとは・・
このドアを開けるのに すこし躊躇 でも・・まだ 中に人がいる!
時間がない! パパよ! いや ままよっ! と中に
なんですか この荘厳さ・・
おそるおそる 中にすすみます
階段を上がると・・・・
これですがな \(;゚∇゚)/ うわぁー!!
なんじゃこりゃ! (; ̄o ̄川 お口 あんぐり ビビリMAX
(」゚ロ゚)」< 大正漢方胃腸薬ありますか? なんて聞けません!!
しばし 呆然と中をみまわします
どうやら この日は20時が閉店時刻のようで
まだ15分ほどありました (*゚▽゚*)/ラッキー!
あきらめちゃーだめだ!
あの映画 ハンニバルで ハンニバル・レクターが
クラリスに このサンタ・マリア・ノヴェッラで
オリジナルで作らせた香りの石鹸を送って
ハンニバルはフィレンツェにいる! とバレたという
ストーリーになっているほどの場所でもあります
この香水のテスターですが わたしも買えばよかった
と 今では後悔・・・それなりのお値段ですが・・・
これが 各所におおいてあるLCDモニターでの平面図
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 は修道院が元になっていますが
あのメディチ家のお抱え薬局だったので
まさに栄華を誇っていたと思われます
なので ここも広い広い!
隣の部屋は薬局創業から1848年まで使われた旧薬局室だそうで
こんな感じで 窓からは緑が見えています
近寄ってみると・・・
まさに修道院
すごいですねぇー うつくしい お庭です
壁に歴代の薬局長のでしょうか 肖像画がかかっています
中央には サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院の紋章
なんてたって 800年前創業の薬屋さんです (^o^;)
こんなカプセルとかもあったんですね
支援したあのメディチ家の特に フランスのアンリ2世に嫁いだ
カトリーヌ・ド・メディチは毒殺ということで 有名ですが・・
そんなことも考えてしまいます
次の部屋には、壁から天井まで キリストの一生が
描かれています
なるほど 磔刑にかけられて
復活する という絵になってます
薬局のシンボルとされる蛇が描かれていますね
ギリシア神話の名医アスクレピオスの娘ヒギエイアが蛇
に餌をあげる というシーンだそうです
トレビの泉にもあったのか・・
ステンドグラスにも サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院の紋章
なんたる美しさ センスの良さ
さらに奥に進むと ・・・
薬剤を作る機械が展示されています
限定で見学できるような事もあるみたいです
さて カミサンはローズウォーター 2000円くらい と
イドラリアクリーム 7700円くらい
を数本 注文すると こんなカードを売り場で渡されます
奥のキャッシャーのフロアにすこしビビりながらいくと・・
マネジャーさんらしきオネーサマが相手してくださいました
アメージングですね と言うと グラッチェ (*゚▽゚*) と
返してくださいました
カードでお支払いして 数万円ですが
ここでなら仕方ないや・・・(^o^;)
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の雰囲気を動画で (^^)
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局はこのあたりです
お近くに行かれる際は是非およりくださいまし
(^o^)はい マジで
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