古い紙焼き写真のデジタル化計画 1 Google PhotoScan

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父は大分前 1990年に亡くなりましたが、母は昨年2021年に亡くなりました。わたくしの両親も亡くなり、兄も施設にいるとなると、どっと押し寄せるのが 父母の持ち物の整理です。色々なものを えいやっ! と苦しい気持ちを振り払いながら大量に廃棄しているのですが、困るのが膨大な写真。当然 紙焼きプリントとリバーサル つまりスライドフィルムです。自分の世代の写真なら紙の方が簡単に見ることができるし、比較的安全性は高い デメリットは かさばるということですが まぁ〜紙が良いでしょうか・・・。でも、私の次の世代になって、それらをお願いね! と預けてもそれは私達の娘達にとっては迷惑千万な話ですよね。(^_^;) 全部捨てて良いからと言っても、かなりの迷惑。そこには娘たちの写真もあるし・・・。できうるだけ 自分達が生きている間になんとかしたいと思っています。
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この写真は 1961年ごろに トルコのイスタンブールに母が私達子供二人を連れて貨物船で行って、トルコに客員教授で行っていた父と再会した決定的写真です 眩しいのが苦手な私が難しい顔をしています(^^ゞ

私自身は極力あらゆる物理メディアを廃して デジタル化を進めていて、音楽CDもやブルーレイ、DVDもほとんどデジタル化してしまっています。一瞬で消えるデータなのでクラウドを含め何重にもバックアップしています。なにか保証できる固定メディアができるといいのですが・・。
で、この膨大な父母の写真の中で、捨てられないものは、私達の次世代に問題の先送りをせず、最低限はデジタル化しよう と決めました。とは言っても 全体で ダンボール4,5箱はあるので、選ぶのもざっくりでしか出来ませんが・・・。

で、問題はどうやってデジタル化するか?! という点ですが

1.フラットベッドスキャナ
品質は最高! でも、超面倒! 大量処理は無理 挫折必至!(^^;)

2.ScanSnapの様なフィーダー付きのスキャナ
やってみると結構悪くありません しかも綺麗 ライティングも関係ない
難点と言えば紙送り精度くらいでしょうか

3.スマホアプリでの撮影
課金が必要なアプリ Photomyne とか 無料でもMicrosoft Lens とか ありますが、その中でも素晴らしい!
と思ったのが、 Google PhotoScan
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Google PhotoScanは 湾曲した写真や プリント写真のフレームを自動で抽出し補正してくれるという素晴らしい機能があります (^o^)すごーいい!

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実際にやってみると簡単で、自動修正モードでは シャッターを押すと 四隅に白い丸が表示され それを指示どおりに 中央の丸を重ねていきます
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そんな感じで 4回さらにシャッターが自動で押されていきます

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そして これら部分的な写真を自動でつなぎ合わせてようで反射の少ない綺麗な写真ができあがります (*^^*)

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しかし、この自動補正機能をONして撮影すると、わずかに 白飛びが多くなるなる傾向があることが分かりました 白飛びしてしまうと、情報が飛んでしまうので、後処理ではどうにもなりません。ライティングにもよりますが。 自動補正機能をOFFにすると 白丸に合わせて さらに4回もシャッターを切るという面倒な行為が必要ありません 自動補正をOFFににしても綺麗に撮影する方法を探ることにしました。

Google PhotoScan 自動補正機能をOFFにしてサッサと撮影していくには
1.反射を抑える   → 照明は浅い角度 低い高さで当てる 反射を抑えるものを考える
そしてそのソリューション
2.手ブレを極力抑える→ スマホの固定が重要 そしてそのソリューション
3.Google PhotoScan は その他に写真品質上やや問題があることが分かりました・・・そしてその対策

これらについて、順次 記事にしていこうと思います

To Be Continued…

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